M5Stack Core2が発売されました。

 2020/9/1にM5Stack社よりM5Stack Coreの最新モデルであるM5Stack Core2が発売されました。日本では9/1 18:00にスイッチサイエンスから発売され、恐らく200個あった在庫は2時間で売り切れるという人気ぶりでした。

 まだ手元に届いていないので実機は触っていませんが調べてみたことをまとめておきます。

 もくじ(Index)

M5Stack関連の目次へ戻る

M5Stack Core2

 M5Stack Core(Basic、Gray)の後継だそうです。従来のCoreと比較して電源の挙動やサウンド回りも改善されており、タッチパネル、RTCやバイブレーション機能も搭載しておりかなりパワーアップしていますが、価格は¥5,225とFireよりも安い設定となっています。

仕様の比較

 M5Stack CoreやFireと比較してみました。Core2は地磁気センサーが無くなっているものの、その他の点では従来のCore、Fireと比較してもかなりパワーアップしています。

Core2GrayBasicFire
MCUESP32-D0WD-V3ESP32ESP32ESP32
SRAM520KB520KB520KB520KB
Flashメモリ16MB16MB16MB(※3)16MB
PSRAM8MBなしなし4MB
LCDILI9342CILI9342C(※2)ILI9342C(※2)ILI9342C(※2)
タッチスクリーンFT6336Uなしなしなし
バイブレーション振動モーターなしなしなし
マイクSPM1423(※1)なしなしSPQ2410(※4)
I2SパワーアンプNS4168NS4148NS4148NS4148
6軸IMUMPU6886(※1)MPU6886なしMPU6886
地磁気センサなしBMM150なしBMM150
RTCBM8563なしなしなし
PMUAXP192IP5306IP5306IP5306
バッテリー390mAh110mAh110mAh500mAh
価格¥5,225¥4,290¥3,575¥6,325

※1. M-BUSカバーに実装されているためM-BUSカバーを外すと使えません。
※2. 公式はILI9341と言っていたそうですが、ずっとILI9342Cのようです。(謎)
※3. 2020.3以前のモデルは4MBです。
※4. Go Bottom上に付いているためボトムを外すと使えません。

 

M-BUSの変更点

 M-BUSの配置も変わっているようです。(まだ実機を見ていないので間違っている点があるかもしれません。あらかじめご了承ください。2020/9/2)

 赤で塗りつぶしたピンが変更があったピンになります。

  • UART2のピン変更(G16,17→G13,14)
  • Grove互換Port.AのI2Cは内部回路のI2Cと系統が別になった。

Core2

Core

ドキュメントリンク

 M5Stack Core2に関するリンクです。

公式サイトの商品説明

M5Stack.com(英語)

 https://docs.m5stack.com/#/en/core/core2

スイッチサイエンス

 https://www.switch-science.com/catalog/6530/

GitHub

GitHubはCore2用のライブラリのリポジトリと、M5Stack製品のExampleの二か所に関連ソースがあります。

M5Stack Core2用Arduinoライブラリ

 https://github.com/m5stack/M5Core2

M5Stack 製品用サンプル

 https://github.com/m5stack/M5-ProductExampleCodes/tree/master/Core/M5Core2/Arduino

UIFlow

 2020/9/2現在アルファバージョンですがCore2にも対応しているようです。

 https://flow.m5stack.com/

工場出荷時への戻し方(FactoryTestの書き込み)

 工場出荷時の状態はM5BurnerかEasyLoaderで戻すことができます。

おわりに

 まだ実機が手元にないので、レビューは後日記事にしたいと思います。M5Stackシリーズの欠点を改良したCore2の登場でM5Stack沼も活性化していくと思います。

 売り切れが多いと思いますが、在庫があった時は是非入手してみましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です