M5Atomの細かい仕様

 2020/4/10にスイッチサイエンスから発売になったM5Atom MatrixとLiteで調べてみた細かい仕様を紹介します。

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外観

M5Atom Matrix

  • 正面:5×5のNeoPixel LED(画面全体がボタンAになっている)
  • 裏面:9ピンのGPIO(2.54mmピッチ、深さ4mm)、M2の固定用ネジ(深さ3mm)
  • 左面:リセットボタン、放熱用の穴
  • 右面:放熱用の穴
  • 上面:赤外線LED、技適表示のシール(技適なし版はメモ用のシール)
  • 下面:USB-C端子、Grove互換端子(HY-2.0-4P)

M2ネジは長すぎるとESP32を傷つけるので注意しましょう。

M5Atom Lite

  • 正面:ボタンA、NeoPixel LED(ボタンの中央)
  • 裏面:9ピンのGPIO(深さ4mm)、M2の固定用ネジ(深さ3mm)
  • 左面:リセットボタン
  • 右面:M5の刻印のみ
  • 上面:赤外線LED、技適表示のシール(技適なし版はメモ用のシール)
  • 下面:USB-C端子、Grove互換端子(HY-2.0-4P)

M2ネジは長すぎるとESP32を傷つけるので注意しましょう。

付属品はありません。

 MatrixとLiteともに、本体以外の付属品は一切ありません。PCと接続するためにはUSB-CとUSB-AまたはUSB-Cのケーブルが必要になるので注意しましょう。

MatrixとLiteの違い

 大きな違いは下記の2点です。

  • LEDの数:
    Matrixは5×5の25個、Liteは1個です。
  • 6軸ジャイロ加速度計(MPU6886)の有無:
    Matrixは有、Liteは無
  • 使えるGPIOの数:
    MPU6886がSDA(GPIO25),SCL(GPIO21)に接続されているのでIMUを使う場合は注意

 LEDの数は消費電力にも影響するので後で測ってみたいと思います。

使用できる端子の一覧

使用できる端子は下記のLang-shipを参考にさせていただきました。

GPIO

I/OAnalog/備考ピンピンAnalog/備考I/O
--3V3---
I/O-G22G21MatrixはSCLI/O
I/O-G19G25ADC2-CH8
MatrixはSDA
I/O
I/O-G235V--
I/OADC1-CH5G33GND--

Grove互換HY-2.0-4Pコネクタ

 本体のラベルにはPH2.0-4Pと書いてありますが、誤植だと思われます。Grove互換のHY-2.0-4Pです。

ピンAnalogI/O
GND--
5V--
G26ADC2-CH9I/O
G32ADC1-CH4I/O

コネクタの詳細については下記のLang-shipに詳しくのっています。

M5Atomライブラリのデフォルトピン

 M5Stackとは若干異なっているようなので注意してください。

MatrixのIMU6886はGPIO25と21でI2C接続されている

 M5Atomのライブラリを見るとSDAがGPIO25,SCLがGPIO21のようです。Wire1なのでWireとは別に設定できますが注意しましょう。

 https://github.com/m5stack/M5Atom/blob/master/src/utility/MPU6886.cpp#L35

給電の仕様

 ★この項目は試してみて動いたので書いていますが保証はできません。壊しても責任はとれませんのでその点はあらかじめご了承ください。

動いた給電方法

  • USB-TypeCからの5V給電(PD等厳密なUSB-TypeCではないので注意)
  • GPIO 5V端子への5V給電
  • Grove互換5V端子からの5V給電
  • GPIO 3.3Vからの3.3V給電

難ありの給電方法

下記はあまりおススメしません。

定格よりも大きい電圧を入れる。

 定格よりも大きい電圧を給電するとLEDが点滅し不安定になります。(LiteもLEDが点滅するようになります。)

  • GPIO 3.3V端子へのLiPoから3.7V給電
  • Grove互換 5V端子へのM5StickV Grove互換端子5Vからの給電
    (手元のM5StickVで5.8Vというのがあり現象が起きました。一部ロットのみ?降圧すると正常になります。)

リチウムイオンバッテリー3.7Vからの給電

 GPIOとGroveの5V端子に、リチウムイオンバッテリー(3.7V)を給電しても動作するようです。ただし、この方法だと間違えてUSB-TypeC端子から5V入れてしまうとリチウムイオン電池が5Vで充電されてしまうため、発火等の事故が起きる可能性があります。

使用上の注意

LEDの明るさに注意

ArduinoIDEのM5Atomライブラリでは、常に最大輝度20になるように制限されているようです。LEDを明るくしすぎると熱でLEDや保護しているアクリル板が壊れる可能性があるそうです。ArduinoIDEでライブラリを変更したり自分で作成する場合は注意しましょう。

●ArduinoIDEのM5Atomライブラリで明るさ設定をするAPIは下記ですがLED_DesPlay.cppの中で20以外の設定をしても変わらないようになっています。(2020/4/20時点)明るさはR,G,B各値を(明るい)0xFF→0x88→0x00(暗い)で設定すると調整できます。

M5.dis.setBrightness(uint8_t brightness)

https://github.com/m5stack/M5Atom/blob/master/src/utility/LED_DisPlay.cpp

おわりに

 まだ、M5Atomを使い込んではいないので気づいたら追記していきます。

更新履歴

  • 2020/4/20  MPU6886がGPIO25とGPIO21を使うことを追加
  • 2020/4/10  GPIOと給電方法を追加編集
  • 2020/4/13  新規作成

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