ヒートシンクは効果があるのか調べてみた。(RaspberryPiZeroの熱対策実験)

 前の記事RaspberryPi3B+は熱対策した方がパフォーマンスが上がる。ではRaspberryPi3ModelB+の測定を行いました。

 購入直後にヒートシンクは付けてしまったので、ヒートシンク無しの状態を測ることができず、ヒートシンク自体の効果を知ることはできませんでした。

 ヒートシンクの効果を知るために、RaspberryPiZeroWで実験してみました。

 もくじ(Index)

用意したもの

ヒートシンクの取り付け

 RaspberryPiZeroWHではヒートシンクは14mm×14mmのもの1つだけ使用します。
 写真の赤枠で囲われた部分に取り付けます。

測定について

  • ベンチマークはUnixBenchを使用
  • 室温は29~30℃(エアコン28℃設定)
  • ヒートシンク無、ヒートシンク有、ヒートシンク+ファンの3回測定
  • 2秒ごとにCPU温度を記録して比較

 ファンは下記の写真のように近くにおいて風を当てました。

測定結果

 CPU温度の測定結果は下記のようになりました。ヒートシンク無(青)とヒートシンク有(オレンジ)は差は少ないですが温度が下がっています。(平均で2.3℃)
 ヒートシンク+ファン(グレー)の場合はかなり下がっています。(平均で17.8℃)

 ヒートシンクを付けると最大値が-2.7℃、ファンもつけると-17.7℃も下がることが分かりました。ヒートシンクだけだと、気休め程度のようですね。

それぞれの最大値、平均値、最小値
(単位:℃)最大値最小値平均値
ヒートシンク無54.642.851.3
ヒートシンク有51.940.649.0
ヒートシンク有+ファン36.931.533.5

UnixBenchの結果

 ScoreIndexは3回の測定でほとんど変わりませんでした。(107ぐらい)

まとめ

 調べてみるとラズベリーパイは85℃を上回ると速度が低下するように設計されているようで、RaspberryPiZeroWHの場合はヒートシンク無しでも54.6℃とパフォーマンスに影響を及ぼすまでは上がっていなかったからと考えられます。

 もっとも、室温30℃ぐらいの環境で実験したので、より過酷な状況では熱対策をした方がいい場合もあるでしょう。

 RaspberryPi3Bや3B+の場合は熱によるパフォーマンス低下が見られたので、環境が悪い場所で安定動作させたい場合はRaspberryPiZeroWやRaspberryPiZeroWHも選択肢に入りますね。

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