raspbianにPython3.7を入れる
Raspbian StretchにpyenvでPython3.7.3を入れるときにハマったのでメモです。
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ビルドに必要なパッケージをインストール
Python3.7からビルドするのにlibffi-devが追加されています。注意しましょう。
pyenvのインストール
githubからcloneする。
.bash_profileに追記
~/.bash_profileに下記の内容を追記(もしくは新規作成)します。
.bash_profileを反映
下記のコマンドを実行します。
pythonをインストール
バージョンの確認
下記のコマンドを実行して自分がインストールしたいバージョンがあるか確認しておきましょう。
インストールする
3.7.3をインストールしたい場合は下記のようにコマンドを実行します。
バージョンの変更
ビルドが終わったら、バージョンを変更します。
バージョンを表示
と実行すると、、、下記のように表示されます。*が付いているのが現在のバージョンです。
systemとは?
最初にインストールされているPythonです。2019/5/20時点では2.7.13
バージョンを変更
下記のコマンドを実行しバージョンを変更します。
バージョン確認
python –versionを実行して、先ほど指定したバージョンが表示されれば正しく変更されています。
補足
pythonのバージョンを戻したい時
何か不具合があった場合は、下記のコマンドでsystemを指定すると元の状態に戻すことができます。
ビルドエラーの対処
もし下記のエラーが出たら、libffi-devが足りないのでインストールしましょう。
おわりに
pyenvを使うと、色々なバージョンのpythonを変更することが可能です。複数のバージョンに対して開発を行う場合は便利なので使ってみましょう。