ESP-WROOM-02を単体購入してから動かすまで。【ハード編】

 aitendoで買い物をしているときに、ふと前から気になっていたので買ってしまいました。調子に乗って開発ボードを買わなかったため、購入してからATコマンドを確認するまで一週間程度かかってしまいましたが、動かし方を紹介します。今回はラズパイとATコマンドでやりとりするまでです。

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初心者は開発ボードがいいです。

 下調べもなにもせずにESP-WROOM-02とDIP化ボードを購入しましたが、動かすまでには他に部品と組み合わせが必要でした。知識ゼロから始める場合はESP-WROOM-02開発ボードを購入した方が良いです。

単体で購入した場合に必要なもの

 まずは単体で購入した場合に、書き込みと実行環境で必要な部品は下記のようになります。

 ミニブレッドボードと電子部品はAmazonで購入しました。

配線

 ミニブレッドボードを2つ使うとスッキリ配線できます。

配線図
実際に配線してみたもの

ラズパイとの接続

 ラズパイはGPIOにシリアル通信が可能な端子があるので接続すればESP-WROOM-02との通信は可能です。しかし、注意事項が2点あります。

ラズパイの3.3Vは使えない。

 ESP-WROOM-02はWifiで電力を必要とするため、ラズパイの3.3V電源ラインでは電力不足となります。そのため、3.3V出力の電源を別に用意する必要があります。ラズパイの5V電源から、三端子レギュレータを経由して3.3Vを取り出す方法もありますが私はブレッドボード用の電源があったのでそちらを使いました。

 ★別途7~12VのACアダプタが必要です。

TXDとRXDはクロスで接続する。

 ラズパイとESP-WROOM-02を接続する時にTXDとRXDはクロスで接続します。具体的には下記のようになります。

  • ESP側のpin12(TXD)--Raspi側のpin10(GPIO15(RXD))
  • ESP側のpin11(RXD)--Raspi側のpin8(GPIO14(TXD))
ラズパイとの接続

ハードの準備は完了です。

 接続が終わったら、ハードウェアの準備は完了です。

ソフト編は下記の記事になります。
ESP-WROOM-02を単体購入してから動かすまで。【ソフト編】

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