ESP-WROOM-02を単体購入してから動かすまで。【ハード編】
aitendoで買い物をしているときに、ふと前から気になっていたので買ってしまいました。調子に乗って開発ボードを買わなかったため、購入してからATコマンドを確認するまで一週間程度かかってしまいましたが、動かし方を紹介します。今回はラズパイとATコマンドでやりとりするまでです。
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初心者は開発ボードがいいです。
下調べもなにもせずにESP-WROOM-02とDIP化ボードを購入しましたが、動かすまでには他に部品と組み合わせが必要でした。知識ゼロから始める場合はESP-WROOM-02開発ボードを購入した方が良いです。
単体で購入した場合に必要なもの
まずは単体で購入した場合に、書き込みと実行環境で必要な部品は下記のようになります。
- 技適マーク付きWi-Fiモジュール [ESP-WROOM-02]
- WiFiモジュール変換基板(J-A) [IFB1518J-A]
- ミニブレッドボード × 2
- 10kΩ抵抗 × 4
- タクトスイッチ × 2
- ジャンパーワイヤー 適量
ミニブレッドボードと電子部品はAmazonで購入しました。
配線
ミニブレッドボードを2つ使うとスッキリ配線できます。
ラズパイとの接続
ラズパイはGPIOにシリアル通信が可能な端子があるので接続すればESP-WROOM-02との通信は可能です。しかし、注意事項が2点あります。
ラズパイの3.3Vは使えない。
ESP-WROOM-02はWifiで電力を必要とするため、ラズパイの3.3V電源ラインでは電力不足となります。そのため、3.3V出力の電源を別に用意する必要があります。ラズパイの5V電源から、三端子レギュレータを経由して3.3Vを取り出す方法もありますが私はブレッドボード用の電源があったのでそちらを使いました。
★別途7~12VのACアダプタが必要です。
TXDとRXDはクロスで接続する。
ラズパイとESP-WROOM-02を接続する時にTXDとRXDはクロスで接続します。具体的には下記のようになります。
- ESP側のpin12(TXD)--Raspi側のpin10(GPIO15(RXD))
- ESP側のpin11(RXD)--Raspi側のpin8(GPIO14(TXD))
ハードの準備は完了です。
接続が終わったら、ハードウェアの準備は完了です。
ソフト編は下記の記事になります。
ESP-WROOM-02を単体購入してから動かすまで。【ソフト編】