ヘッドレスセットアップで固定IPを設定する。

 ここ数日、たて続けにラズパイの再インストール作業を行いました。

 HDMIやキーボードを繋ぐのが面倒なので、ヘッドレスセットアップを行っていたのですが、Wifiの設定を行ってもDHCPでIPアドレスが割り振られてしまうため、Bonjour(または iTunes)が入っているWindows端末かUbuntuで作業せざるを得ませんでした。あまりにも手間だったので少し調べてみたところ、microSDを書き込むときにIPアドレスを固定する方法があったので紹介します。
●参考にしたHP
How to do a Raspberry Pi headless setup(英語)

必要な条件

  • ext4をマウントできる環境。(Windowsはext2fsdが必要。)
  • NOOBSは利用せずに、Raspianのイメージを直接SDカードへ書き込みする方法で行う。

bootパーティションで行う作業

 bootパーティションはFAT32なのでWindowsでも普通に認識したパーティションで作業ができます。

Wifiの設定

 bootパーティションの直下に「wpa_supplicant.conf」というファイルを作成します。

country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
  ssid="SSID名"
  psk="暗号キー"
}

★注意★
・ssidとpskの値はダブルクォーテーション「”」で囲います。
・ファイルのエンコードは「UTF-8」で作成する必要があります。

SSH接続を有効にする

ヘッドレスセットアップにSSH接続は必要不可欠なので設定します。bootパーティションの直下に「ssh」という空のファイルを作成します。

ext4のパーティションで行う作業

 通常はrootfsという名前のパーティションです。ext4なのでWindowsではExt2fsdがないと扱うことができません。また、ファイルを書き込むためには管理者権限でエディタを開いておく必要があります。

固定IPの設定

「/etc/dhcpcd.conf」というファイルを書き換えます。

★設定例★
設定例として下記の情報を使用しています。
ラズパイのIP: 192.168.0.100
ネットマスク: 255.255.255.0
ルーターのIP: 192.168.0.1
DNSサーバ :192.168.0.1 8.8.8.8

有線接続の場合

eth0に対して設定を行うので下記のように書きます。

interface eth0
static ip_address=192.168.0.100/24
static routers=192.168.0.1
static domain_name_servers=192.168.0.1 8.8.8.8

無線接続の場合

wlan0に対して設定を行います。

interface wlan0
static ip_address=192.168.0.100/24
static routers=192.168.0.1
static domain_name_servers=192.168.0.1 8.8.8.8

ラズパイを起動

 これで設定は終わりなので、microSDカードをラズパイに差して電源を入れると設定した固定IPアドレスで起動しているはずです。SSHで接続してみましょう。

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