RaspberryPi3B/3B+でUbuntu18.04を動かす

2019/2/14にUbuntu18.04.2がリリースされました。前の記事RaspberryPi3でUbuntu18.04(Bionic Beaver)を動かす。ではRaspberryPi3Bと3B+では動かすまでに面倒な手順がありましたが、今回のリリースでは専用のイメージがありインストールが格段に楽になりました。
Ubuntu 18.04.2 LTS released(英語)
前提条件等
- 対応機種: RaspberryPi2、RaspberryPi3B、RaspberryPi3B+
- SDカードは4GB以上(GUIも使うのであれば8GB以上)
- 初回起動時は有線LAN接続が必要
- Ubuntu ServerなのでCUIのみ。必要であれば後からインストールします。
- 32bitです。
インストール手順
Raspbianと手順は一緒でダウンロードした媒体をmicroSDカードに書き込んで起動します。
①イメージのダウンロード
Ubuntu 18.04.2 LTS (Bionic Beaver)からダウンロードします。
RaspberryPi2はRaspberry Pi 2 preinstalled server image
RaspberryPi3Bと3B+はRaspberry Pi 3 (Hard-Float) preinstalled server image
②イメージの書き込み
ダウンロードしたイメージをライブUSBやmicroSDを作る時の手順を参考にmicroSDカードへ書き込みます。
③起動
有線LANに接続し、microSDをラズパイにセットして起動します。
CUIで起動するので
ユーザ名:ubuntu
パスワード:ubuntu
でログインできます。
★初回起動時にパスワード変更をする必要があります。
GUIのインストール
GUIを使いたい場合はXubuntu、Lubuntu、Kubuntuから選んでインストールします。Lubuntuをインストールする場合は下記のように実行します。
sudo apt install lubuntu-desktop
GUIの選び方
Lubuntuが一番軽いです。XubuntuはLibreOfficeが標準で入っています。Kubuntuは非常に重いのであまりおススメしません。
不具合など
下記の記事にまとめておきます。
Ubuntu 18.04 on RaspberryPi で遭遇した不具合と対処その他
RaspberryPi3B+にインストールして使っていますがWifiは最初から使えるようです。まだ使い始めて数時間なので使い込んでいきたいと思います。