スタックチャン M5GoBottom版組み立てキットの頒布について

 スタックチャンはししかわさん(@meganetaaan さん)が公開しているSuper-kawaii robotのオープンソースプロジェクトです。私も公開当初に組み立ててすっかり虜になってしまい今では7人のスタックチャンが部屋にいます。Twitterで「スタックチャンが欲しいけれど3Dプリンタが無く作れない」というツイートも見かけるようになりました。そこで、ししかわさんが作成した3DモデルをM5Stack GoBottomに合わせて改変したものを頒布します。(BoothのArpeggio Factoryで購入可能です。)

 もくじ(Index)

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【購入前の注意事項】必ず読んでください。

 購入前に確認をお願いいたします。

ケースの印刷品質について

 家庭用のFDM3Dプリンタ(Anycubic i3Mega-S)を使用しているため下記の問題があります。

  • 積層痕が目立ちます。
    積層は0.2mmで3Dプリントしています。光の当たり具合や角度によってはかなり気になります。スタックチャンを正面から見る場合は目立ちにくいです。
  • 積層割れしやすいです。
    強度は気を付けて設定をしていますが、落としたり無理に力を入れると簡単に割れます。割れた場合はプラスチック用の接着剤やUVレジン(紫外線LED等必要です。)で修復可能です。

サーボの電源について

  • 基本のキットではM5Stack Coreの5Vから電源を取ってサーボを駆動するようになっています。そのため、M5Stackの個体によってバッテリーのみの場合、サーボを駆動する電流が足らず接続したときにM5Stackの電源が落ちるといった症状がみられます。

    その場合は、5Vの電源を用意しブレッドボードに接続する必要があります。

    ※私が調査した限りでは、Coreの種類ではなく個体の差のようです。また、使用するサーボによっても必要な電流が違う場合があります。(特にAmazonやAliExpressで購入した模倣品はバラツキが大きいです。)

電源OFFについて(Core1製品のみ)

  • 旧Core(M5Stack Basic、Gray、Fire、M5Go)は電源が完全に切れず過放電になりやすく、また充電管理も不十分なのでUSB電源を接続した状態が長く続くと過充電になりバッテリーが劣化しやすいです。Power Switch for M5Stackの追加をお勧めします。

対応する基板について

組み立てに必要なスキル

  • 電子工作の簡単な知識
    Grove互換ポートと接続する場合、半田付けは必要ありませんが、ブレッドボード上で回路を正しく配線できる知識が必要です。
  • 分解スキル
    基板をBottomやモジュールから取り外す必要があります。ネジを外して基板を取り外す簡単な分解です。

    ※ 分解作業は必ずしも必要ではなくなりました。詳しくは下記の記事を参照してください。
    分解作業なしでスタックチャンを作る。【スタックチャン M5GoBottom版 組み立てキット】

組み立てが難しいと感じた方へ

実際にスタックチャン M5GoBottom版組み立てキットを購入して、実際に組み立てた際の解説を追加したり、動画を作成してくださいました。下記のリンクも見てみてください。購入前の問い合わせも遠慮なくしてください。

頒布内容(送料は別途)

①スタックチャン M5GoBottom版 ケースセット(¥2,500)

 下記の4種類のセットになります。

  • シェル
  • ブラケット
  • 隙間埋めパーツ(分解作業なしの場合に使用します。)
  • サーボホーン固定用のネジ(M1.4)8本 (※色は選べません。)

②スタックチャン M5GoBottom版 部品キット(¥700)

 M5StackのGrove互換ポート(A or C)と接続する場合に必要です。BUSモジュールやプロトモジュールを利用してM-BUSで回路を自作する場合は必要ありません。

  • ミニブレッドボード(25) (※色は選べません。) 1個
    ブラケットに収まるように加工してあります。
  • Grove互換(HY2.0-4P)-2.54オス4Pケーブル(10cm) 1個
  • 両端ロングピンヘッダ(4pin x 1個, 3pin x 1個)
  • 4pinデュポンコネクタハウジング 1個
  • 電解コンデンサ 6.3V 220μF(日本ケミコン社製) 1個
  • セラミックコンデンサ 50V 0.1μF 1個

組み立てに必要なもの

ケース及びキット以外に必要なもの

①M5Stack本体

 M5GoBottomを利用する方は、下記の2種類がおススメです。

  • M5Stack Core2 for AWSIoT EduKit
  • M5Go

 FireもM5GoBottomは付いていますが、Port.B,Cは使えないので推奨からは外しておきます。他のM5StackでもM5GoBottomを別で購入したり、BUSモジュールを購入して自分で回路を作成すれば動かすことが可能です。

②サーボ(SG90)2個

 SG90または同じサイズのサーボが必要です。

 M5Stackの180°ServoKitはサーボが2個含まれている上、配線が短いのでコンパクトに収納できます。SG90付属の十字のサーボホーンとネジも利用します。

※ SG90系のサーボについて詳しくは下記の記事を参照してください。

スタックチャン M5GoBottom版で試したPWMサーボ(SG90系)

工具

  • 六角レンチ(1.5mm、2.5mm) ※Core2のM3ボルトを外す場合は2.0mmも必要です。
    基板の取り外しと取り付け時に必要です。
  • 精密ドライバー(プラスドライバー)
    サーボ及びサーボホーンの固定に必要です。
  • ニッパーまたはカッター
    十字のサーボホーンを切断するのに必要です。
  • セロハンテープ
    M5GoBottom基板のバッテリーを固定するのに使います。

頒布商品

販売ページ(Booth)

Arpeggio Factory(Booth)

ファームウェアについて

 ロボさんが スタックチャン M5GoBottom版組み立てキットの頒布記念にファームウェアを公開してくれました。感謝です。VoiceTextでスタックチャンがしゃべる機能はCore2専用ですが、サーボの動作は他のM5Stackでも使用可能です。

M5Core2_SG90_StackChan_VoiceText_Ataru

ArduinoIDEを使ってスケッチをコンパイルする方法は下記の記事を参考にしてください。

初心者向けM5Stack Core2の始め方(ArduinoIDE編)

謝辞

 スタックチャンという可愛いロボットを生み出してくださったししかわさん(@meganetaaan)さんに感謝いたします。

 M5GoBottom版の作成にあたり、DMM.makeで実際にモデルを作成し助言を頂いたロボさん(@robo8080)さんに感謝いたします。

スタックチャン について

 Super-kawaii-robot スタックチャンはししかわさんが公開しているオープンソースのプロジェクトです。

スタックチャン プロジェクトへの貢献

スタックチャンはオープンソースのプロジェクトなので、開発・スポンサー・SNSでつぶやくなど、様々な貢献ができます。

おわりに

 頒布することが初めてなので、至らない点が多いかと思います。質問があったら、コメント・Twitter・メールでご連絡ください。よろしくお願いいたします。

更新履歴

  • 2022/9/26   有志の方の解説へのリンクを追加
  • 2022/3/13   分解作業なし手順へのリンクを追加
  • 2021/12/19  新規作成

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